バフ研磨
バフ研磨加工処理は布製またはその他の材料で作られた研磨輪(バフ)の表面に様々な研磨剤などを付けて回転させ、素材を研磨する処理方法です。
バフ研磨加工処理はあらゆる金属に対応することが可能で、仕上がりのめっき処理加工を行う為には、バフ研磨加工処理の出来が影響します。
最適な研磨器具と、最適な回転と技術により、最善の研磨を行います。
バフ研磨加工処理が必要なシチュエーション
- バリ・面取りを行う時
- 図面にバフの指示がある時
- 面粗度指定の要求がある時
- 素材表面に光沢をだす必要がある時
- めっき後に光沢を出す必要がある時
- 素材表面を滑らかにする必要がある時
バフ研磨加工処理の役割
高品質な機能めっき製品を生み出す為には絶対に欠かせない工程がバフ研磨加工処理です。
「めっき」と「バフ研磨加工処理」は別物のように思われがちですが、両者は密接な関係にあります。
光沢のあるめっきにするための素地研磨、滑り性の向上、めっき前の素地調整、機械加工時の細かなキズやバリの除去、めっき工程中の中間バフ研磨加工処理、めっき後の寸法出し、面粗さのコントロール、仕上げ研磨をはじめとして、バフ研磨加工処理によって実現できる事項は数多くあります。
溶接
当社はTIG溶接を得意としておりますが、半自動溶接も行なっています。
特にTIG溶接に関しては、専門級が必要とされる、パイプ溶接にも適用可能です。
TIG溶接の特徴
TIG(ティグ)溶接は工業的に使われるほとんどの金属の溶接に適用可能な溶接方法です。
不活性ガスシールドによる溶接なので、不純物の混入が少なく、高品質であるという特徴があります。
当社はこのティグ溶接を得意としており、その工法の特徴と当社の高い技術力から、納品後に使用者様の手に触れる際に品質の高さに驚かれることもあります。
TIG溶接について
TIG溶接は手作業で行う溶接方法です。
熱に強いタングステンを電極にし、その周囲から不活性ガス(アルゴンガス)を噴出させて、溶接部分を無酸素状態にして、溶接棒を横から差しいれて溶接を行います。
溶接箇所に酸素が無いので、材料が酸化されないため、ステンレス鋼やアルミニウム合金の溶接が可能。
また、TIG溶接では高品質で美しい溶接ビード(溶接跡)が得られますので、美しい見た目が求められる部品などの溶接にも適しています。
保有設備
ここでは当社が保有している作業用機器をご紹介いたします。
大規模・小規模問わず、様々なニーズにお応えできるよう、多種多様な研磨機・電気溶接機を取り揃えております。
また、研磨や溶接では作業場所も様々ですので、どのような環境でも対応できるよう、天井走行クレーン等も完備しております。
場所や環境・規模の大小を問わず、研磨・溶接のことなら全て当社にお任せください。
当社が保有している作業用機器をご紹介いたします
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研磨機
・バフグラインダー×1 淀川製作所 B-205T
・フレキシブル大型グラインダー×5 柳瀬(ヤナセ)
・100mmディスクグラインダー ×8
・180mmディスクグラインダー ×3
・ストレートグラインダー ×2 Fuji FG-26HL-2
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半自動溶接機
・電気溶接機
・Tig溶接機
・高速切断機 日立 CC12SF
・天井走行クレーン 日立ホイスト 2.5t